古都・奈良で和食と郷土料理に癒される旅

日本武尊の父にあたる第12代景行天皇の墓。全長300m。古墳時代前期のものと考えられている前方後円墳で、奈良県内第2位、全国でも7位の規模を誇る。周囲には1kmにも及ぶ濠がめぐり、付近には陪塚がある。また、古墳の南側からは、大和三山が望める。

住所／奈良県天理市渋谷町
アクセス／車：西名阪自動車道天理ICから約7km　電車：JR柳本駅から徒歩約30分

江戸時代の末ごろから明治時代にかけての町家の面影を今に伝える町。行政地名として奈良町という場所はないが、元興寺旧境内跡地一帯を「ならまち」と呼んでいる。平城遷都の折り、奈良の地に移された元興寺極楽坊本堂屋根瓦には今もなお一部に飛鳥時代の瓦が葺かれている。

住所／奈良県奈良市元興寺
TEL／0742-27-1820(財団法人ならまち振興財団)
アクセス／車：第二阪奈道路宝来ランプから約7km　電車：JR奈良駅から徒歩約15分
入場料／寺、美術館ほか各施設により300～400円

奈良盆地の東側、三輪から奈良へと通じる山裾に連なる日本最古の道。沿道には今も、記紀・万葉ゆかりの地名や伝説が残り、古墳や古社寺、旧跡などが多く点在する。なかでも古代の面影を感じさせる桜井駅から天理駅までのルートはハイキングコースとして親しまれている。

住所／奈良県桜井市～天理市川原城町
TEL／0744-42-9111(桜井市観光課)
アクセス／車：西名阪自動車道天理ICから約13km　電車：JR近畿日本鉄道桜井駅から徒歩すぐ
入場料(入館料)／なし

約1k㎡の広さを持つ平城宮跡には、正門である「朱雀門」や、政治や国家的儀礼の場であった「第一次太極殿」、宴会の行われた美しい「東院庭園」などの復原施設がある。発掘した状態をそのまま見ることができる「遣構展示館」や、「平城宮跡資料館」も興味深い。

住所／奈良県奈良市佐紀町
TEL／0742-30-6753(奈良文化財研究所)
アクセス／車：第二阪奈道路宝来ランプから約5km　電車：近畿日本鉄道大和西大寺駅から徒歩約10分
入場料／無料(ただし一部有料あり)

596(推古4)年、仏教を保護した蘇我馬子の発願により創られた日本発の本格的寺院。現在の本堂は江戸時代に再建された。本尊の銅造釈迦如来坐像は飛鳥時代の作の日本最古の仏像で、飛鳥大仏の名で親しまれる。寺の西側には蘇我入鹿の首塚と呼ばれる五輪塔がある。女性の一人旅にもおすすめの観光スポットです。

住所／奈良県高市郡明日香村飛鳥682
TEL／0744-54-2126(飛鳥寺)
アクセス／車：南阪奈道路葛城ICから約12km　電車：近畿日本鉄道橿原神宮前駅からバス約10分、飛鳥大仏前下車、徒歩すぐ
拝観料／大学生以上350円、中・高校生250円、小学生200円